macOS 15からのアップグレードを検討している方や、macOS 27を使い始めた方は、見慣れたLaunchpadがなくなったことに気づくかもしれません。アプリの一覧を開いても、自分で並べた全画面のページは表示されません。
従来のLaunchpadがなくても、Appsでアプリを一覧表示したり、Spotlightで検索したり、Dockのアイコンをクリックしたり、Finderの「アプリケーション」フォルダから開いたりできます。大きく変わるのは、フォルダやページ、アイコンの位置を頼りに探していた習慣です。
慣れた使い方を続ける方法もあります。全画面のグリッド、自分で作るフォルダ、ページを使いたい場合は、LaunchOSでLaunchpad風の操作環境を用意できます。日常的にアプリを開くなら、標準のApps、Spotlight、Dock、Finderも用途に応じて使えます。まず目的に合う方法を選び、そのうえで日々の操作がどう変わるかを見ていきましょう。

バージョンについて:2026年9月10日更新。従来のLaunchpadの置き換えはmacOS 26で始まり、macOS 27でもその変更が続いています。
macOS 27でLaunchpadの代わりに何を使えばよい?
今やりたいことに合わせて選べます。
| やりたいこと | 使える方法 | 従来のLaunchpadとの主な違い |
|---|---|---|
| 名前を覚えているアプリを開く | Spotlight | 名前を入力して結果を選べるため、ページをめくる必要がない |
| 名前を忘れたアプリをアイコンで探す | Appsの一覧 | 一覧表示はできるが、従来の自由なページ配置とは異なる |
| 毎日使うアプリをクリックして開く | Dock | 少数のよく使うアプリを固定するのに向いている |
| 「アプリケーション」に入っているソフトを確認する | Finder | フォルダ内の項目としてアプリを表示する |
| 自分のフォルダ、ページ、位置で整理する | Launchpad風のランチャー | 独立したアプリで似た操作環境を用意する |
これらは組み合わせて使えます。ブラウザやチャットアプリはDockに置き、名前が分かるときはSpotlight、思い出せないときはアイコンの一覧を使う、といった方法です。
変化1:アイコンを見て探す習慣から、検索中心の習慣へ
従来のLaunchpadには、アプリを並べる独立した全画面の空間がありました。ページをめくってアイコンを見ながら、開くアプリを選べました。
macOS 26以降、Appleはアプリの一覧表示をSpotlightにより深く統合しています。Appleのアプリ表示ガイドでは、カテゴリによる絞り込みやグリッド・リスト表示が紹介されています。
Launchpadに慣れたユーザーにとって、「グリッドを開き、位置でアイコンを探す」という流れが、「検索を開き、アプリ名を入力する」という流れに変わっていきます。Appsには名前を忘れたときに使えるアイコンの一覧もありますが、使い慣れた個人のページやフォルダ配置は改めて整える必要があります。

アプリの名前を忘れたときはどう探す?
Appsの一覧でアイコンを確認するか、カテゴリで絞り込みます。Finderを開き、サイドバーの「アプリケーション」で、そこにインストールされているソフトを確認することもできます。
例えば、「以前使った画像圧縮ツール」は覚えていても、名前が出てこない場合があります。そんなときは検索語を何度も変えるより、アイコンを見つけるほうが簡単かもしれません。名前の一部を覚えていれば、Spotlightが便利です。
名前、アイコン、用途、以前置いていた場所。どの手がかりを覚えているかで、探しやすい方法は変わります。
変化2:システムのカテゴリだけでは、自分のフォルダや位置の記憶を補いきれない
Launchpadを日常的に使っていた人は、配置自体が習慣になっていることがあります。
- 1ページ目に毎日使うアプリを置く。
- 2ページ目にたまに使うツールを置く。
- 「デザイン」フォルダに描画、注釈、圧縮ツールをまとめる。
- 特定の隅を見れば、いつものアプリがあると分かる。
アイコンの位置や隣のアプリが手がかりになるので、毎回すべての名前を読む必要はありません。
新しい一覧にも視覚的なインターフェイスはありますが、システムが用意したカテゴリと、自分の仕事に合わせたグループは異なります。仕事効率化のカテゴリが、そのまま「毎週の報告書に使うツール一式」になるとは限りません。
Launchpadがなくなると、長く使ってきた整理方法や位置の記憶が特に影響を受けます。アプリは引き続き開けても、毎日そこへたどり着く道筋が変わります。

分類し直す方法については、LaunchpadなしでMacのアプリを整理する方法も参考にしてください。
変化3:目的が明確ならキーボード検索が便利。一覧から選ぶ方法も使える
アプリ名が分かるときは、Command + スペースを押し、名前を入力して結果を確認し、Returnを押すのが一般的です。メニューバーのSpotlightアイコンから検索を開くこともできます。AppleのMacガイドでも、SpotlightとFinderによるアプリの開き方が紹介されています。
「Safariを開きたい」のように目的が明確なときに向いています。一方、インストール済みのツールを見たいときや、アイコンだけ覚えているときは、一覧を見てクリックするほうが使いやすい場合があります。
検索が担う操作は増えています。キーボードに慣れた人は一覧を探す手間を減らせますし、マウスやトラックパッドを使う人もアイコンからアプリを開けます。

キーボードで検索せずにアプリを開くには?
Dockに固定したアプリをクリックするか、Appsの一覧からアイコンを選びます。Finderでは「アプリケーション」を開き、目的のソフトをダブルクリックします。
よく使うソフトはDockに固定すると、毎回探す手間を減らせます。Appleのアプリを開くためのガイドでも、この方法が紹介されています。
便利になったと感じる人と、探しにくくなったと感じる人がいるのはなぜ?
アプリを探す習慣によって、使い心地は変わります。
普段からキーボードを使い、ソフトの名前を覚えている人は、直接検索するほうを好むかもしれません。トラックパッドを使い、アイコンの位置で探していた人は、新しい入口や並び方に慣れる必要があります。
同じ人でも、仕事中はいつものアプリを検索し、週末に写真を扱うときは使用頻度の低いツールを一覧で探す、と使い分けられます。起動方法を一つに絞る必要はありません。
よく困る場面に合わせて選んでみてください。
- いつも同じ数個のアプリを探している:まずDockを整理する。
- 名前は分かるが一覧が多すぎる:Spotlightを使う。
- 名前をよく忘れる:AppsやFinderの一覧を使う。
- 自分のフォルダやページが恋しい:配置をカスタマイズできるランチャーを検討する。
従来のLaunchpadの使い方を続けるには?
全画面のグリッド、自分で作るフォルダ、ページ、ドラッグによる並べ替えを重視するなら、Launchpadの代替としてのLaunchOSを確認してみてください。
LaunchOSは、Launchpad風の一覧表示と整理機能を提供する独立したMacアプリです。アイコン、フォルダ、位置の記憶を頼りにアプリを探したい人に向いており、Spotlightと併用できます。
LaunchOSは独立したアプリとして、慣れた操作環境を再現します。Apple純正のLaunchpadとは別に動作します。設定方法はmacOS 27で従来のLaunchpadの使用感を取り戻す方法をご覧ください。
よくある質問
macOS 27では検索ボックスからしかアプリを開けませんか?
Appsには一覧表示があり、DockやFinderからもアプリを開けます。アイコンを見てソフトを探す方法も引き続き使えます。
Appsと従来のLaunchpadは同じものですか?
どちらもアプリを探して開くために使えます。Appsは一覧をSpotlightに統合しています。従来のLaunchpadは全画面のページ、個人のフォルダ、手動配置を備えており、整理の仕組みが異なります。
Launchpadのアイコンが消えたら、アプリも削除されていますか?
起動の入口とアプリ本体は別です。再インストールする前に、Finderの「アプリケーション」を確認するか、Spotlightで検索してください。
Spotlightだけではだめですか?
名前で探すことが多ければ、Spotlightで十分な場合もあります。アイコンや仕事ごとのグループ、固定した位置を頼りにするなら、視覚的な一覧も役立ちます。自分の探し方に合わせて選べます。
フォルダやページを使う習慣は残せますか?
はい。LaunchOSなどのLaunchpad風ランチャーには、全画面のグリッド、フォルダ、自由な並べ替えがあります。名前が分かるときの検索には、Spotlightも引き続き使えます。
macOS 27で従来のLaunchpadは復活しますか?
macOS 27では従来のLaunchpadは復元されていません。バージョンによる変更の詳細は、AppleはmacOS 27でLaunchpadを復活させた?をご覧ください。
